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外国為替 今週のマーケット 2008年1月14日-18日

サブプライム問題から始まった昨年の金融市場の混乱は、今年に入っても止むことを知らず、主要国では経済成長の鈍化に株安が続き、原油価格や商品価格の上昇にインフレ懸念続き、底が見えない欧米金融不安が続いている。為替相場はこれらの影響の強弱により、通貨間で非常に異なる値動きが続いている。

米金融機関は14日の週から昨年第4四半期の決算発表を予定しており、業績により、株価が変動し、為替が変動するリスクは非常に高く、注意が必要である。

トルシェECB総裁は、インフレリスクの高まりに政策金利の引き上げを示唆し、バーナンキFRB議長は景気低迷に政策金利の引き下げを示唆した。今週も金利引き下げが見込まれる通貨を売り、金利据え置きか、引締めが予想される通貨が買われる動きが続きそうである。

米国は1月30日に0.5%引き下げ、カナダは1月22日0.25%の引き下げ、英国は2月7日に0.25%引き下げが予想され売り圧力は強い。一方、オーストラリア、NZ、スウェーデン、日本、ユーロ、スイスは金利据え置きが予想されており、買い圧力が強い。

金利据え置きが予想される通貨の中でも、オーストラリア、NZは商品価格に大きく影響を受け、景気鈍化=商品価格下落の可能性も残り、通貨としては売られやすい通貨に分類さる。

今週は重要な経済指標が多く値動きの荒い展開になる要因が多い。
メインイベントは、17日のバーナンキFRB議長の下院予算委員会で「米経済の短期的見通し」について証言する。また、30日のFOMCで0.5%の利下げ予想が増加する中で、16日の米地区連銀経済報告(ベージュブック) はその確認の意味で重要となる。

住宅関連の指標に相場が大きく動くことが多く、15日=英RICS住宅価格バランス、16日=豪住宅貸出、17日=米住宅着工・許可が注目さえる。また、インフレ関連では、15日=英CPI、米PPI、16日=独CPI、ユーロCPI、米CPI、17日=NZCPIと数多く控えている。米国の景気先行指数ともなっている、15日=米NY連銀製造業景気指数、17日=米フィラデルフィア連銀業況指数、18日=ミシガン大消費者信頼感指数は重要である。その他、比較的変動リスクが高いのは、18日=NZ小売売上高、英小売売上高も注意したい。

●1/14(月曜日)
成人の日(東京市場休場)
06:45 NZ 11月の住宅建設許可=前月比予想 前回-4.8%
09:30 豪 12月のANZ Job Ads=予想 前回0.7%、 TD-MI inflation guage=前月比予想 前回0.3%、 前年比予想 前回3.4%
17:30 スウェーデン 消費者物価指数(CPI)=前月比予想0.3% 前回0.6%、前年比予想3.6% 前回3.3%、UND1X=前月比予想0.3% 前回0.5%、前年比予想2.2% 前回1.9%
18:30 英 11月のDCLG住宅価格=前年比10.7% 前回11.3%
18:30 英 12 の生産者物価指数(PPI)= コア・産出指数(output)=前月比予想0.2%、前回0.1%、前年比予想2.3% 前回2.2%、PPI・投入指数(Input)=前月比予想0.8% 前回1.7%、前年比予想10.4% 前回10.2%、PPI・産出指数(output)=前月比予想0.4% 前回0.5%、前年比予想4.6、前回4.5%
19:00 ユーロ 11月の鉱工業生産=前月比予想-0.8% 前回0.4%、前年比予想2.8% 前回3.8%

●1/15(火曜日)
06:00 NZ NZIER business opinion suvey=予想 前回-27
18:30 英 12月の消費者物価指数(CPI・HICP)=前月比予想0.5% 前回0.3%、 前年比予想2.1% 前回2.1%、 RPI(小売物価指数)=前月比0.6% 前回 0.4%、前年比予想4.0% 前回4.3%、小売価格(RPIX)=前月比0.6% 前回0.4% 前年比3.1% 前回3.2%。
17:00 独 2007年の年間GDP=予想2.5% 前回2.9%
19:00 独 1月のZEW景況感調査=予想-40.0 前回-37.2、 現況指数=予想60.0 前回63.5
19:00 ユーロ 1月のZEW景況感調査=予想-37.2 前回 -35.7
22:30 米 12月の生産者物価指数(PPI)=前月比予想0.2% 前回3.2%、 コア前月比予想0.2% 前回0.4%、コア前年比予想2.0% 前回2.0%
22:30 米 12月の小売売上高=前月比予想0.1% 前回1.2%、除く自動車予想0.1% 前回1.8%
22:30 米 1月のNY銀製造業景気指数=予想10.0 前回10.31
00:00 米 11月の企業在庫=前月比予想0.4% 前回0.1%
英 12月のRICS住宅価格バランス=予想-45.0% 前回-40.6%
日銀支店長会議
イングランド銀行ポンドの資金供給を実施
ジョーダンスイス中銀理事の発言

●1/16(水曜日)
08:50 日本 11月の機械受注=前月比予想-6.5% 前回12.7、 前年比予想-3.2% 前回3.3%
08:50 日本 12月の企業物価指数=前月比予想0.1% 前回0.2%、 前年比予想2.4% 前回2.3%
09:30 豪 11月の住宅貸出=前下比予想1.0% 前回-0.7%、 投資家住宅貸出=前月比予想 前回2.9%
08:50 日本 11月の経常収支=予想1.8666兆円 前回+2.2291兆円
08:50 日本 11月の貿易収支=予想0.9574兆円 前回1.1584兆円
16:00 独 12月の消費者物価指数(CPI)・確報=前月比予想0.5% 前回0.5%、 前年比予想2.8% 前回3.1%、 HICP=前月比予想0.7% 前回0.5%、 前年比予想3.1% 前回3.3%
18:30 英 12月の失業率=予想2.5% 前回2.5%、ILO=5.3% 前回5.3%、 失業保険申請件数=予想-0.5万件 前回-1.11万件
19:00 ユーロ 12月の消費者物価指数(CPI)=前月比予想0.4%、前回0.5%、前年比3.1% 前回3.1%、 コア=前月比予想0.4%、前回0.2%(予想0.2% 前回0.5%、前年比予想2.3% 前回2.3%
22:30 米 12月の消費者物価指数(CPI)=総合指数前月比予想0.2% 前回0.8%、前年比予想4.1% 前回4.3%、 コア指数前月比予想0.2% 前回0.3%、 コア指数前年比予想2.4% 前回2.3%
23:00 米 11月の対米証券投資=予想650億ドル 前回1140億ドル
23:15 米 12月の鉱工業生産=前月比予想-0.2% 前回0.3%、 設備稼働率 =予想81.2% 前回81.5%
04:00 米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

●1/17 (木曜日)
06:45 NZ 第4四半期の消費者物価指数(CPI)=前期比予想1.0% 前回0.5%、 前年比予想3.0% 前回1.8%
09:30 豪 12月の失業率=予想4.4% 前回4.5%、 新規雇用者数=予想2.0万人 前回5.26万人
13:30 日本 11月の鉱工業生産・確報=予想-1.6% 前回-1.6%、前年比予想2.9% 前回2.9%
13:30 日本 11月の設備稼働率・確報=予想108.5 前回110.2
18:00 ユーロ ECB月例報告
19:00 ユーロ 11月貿易収支=予想55億ユーロ 前回61億ユーロ
19:00 スイス 1月の投資家センチメント=前下比予想 前回-29.7
22:30 米 新規失業保険申請件数(1/13までの週)=予想33.5万件 前回32.2万件
22:30 米 12月の住宅着工件数=予想114万件、前回118.7万件、 許可件数=予想114万件 前回116.2万件
02:00 米 1月のフィラデルフィア連銀業況指数=予想-1.0 前回-1.6
03:00 米 住宅建設業者指数(NAHB)=予想19 前回19
ビアナルト・クリーブランド連銀総裁の講演会「経済見通し、政策当局者の視点」
トルシェECB総裁が討論会に参加
バーナンキFRB議長が下院予算委員会で証言「米経済の短期的見通し」
フィッシャー・ダラス連銀総裁の講演会「2008年の米経済に関する政策優先事項」
ロックハート・アトランタ連銀総裁の講演会「米経済見通し」

●1/18 (金曜日)
06:45 NZ 11月の小売売上高=前月比予想0.7% 前回0.7%、前年比予想5.0% 前回5.5%、 除く自動車前月比予想0.6% 前回-1.1%
08:50 日本 11月の第3次産業活動指数=予想-0.5% 前回1.1%、 前年比予想0.9% 前回1.1%
09:30 豪 第4四半期の輸出価格=予想-0.9% 前回3.0%、 輸入価格=-0.5% 前回-0.8%
18:30 英 12月の小売売上高=前月比予想0.2% 前回0.4%、 前年比予想3.3% 前回4.4%
22:30 カナダ 11月の製造業出荷=前月比予想0.5% 前回0.1%
00:00 米  1月のミシガン大消費者信頼感指数・速報値=予想74.5 前回75.5、 現況指数=予想89.7 前回91.0、 期待指数=予想64.5 前回65.6
00:00 米 12月の景気先行指数=前月比予想-1.0% 前回-0.4%
リッカー・リッチモンド連銀総裁の講演会「経済見通しについて」
トルシェECB総裁+バローゾ欧州委員会委員、マルタのユーロ導入記念式典に参加


外国為替 今週のマーケット 2008年6月16日-6月20日

先に、ラガルド仏経済財務雇用相が、G8終了後にECBの金利に関する見解が変わる可能性があると発言した経緯もあり、注目されたG8は、インフレへの懸念で一致したものの具体的な協調政策の提示できず、為替に関する言及は盛り込まれなかった。 額賀財務...

外国為替 今週のマーケット 2008年6月9日-6月13日

先週はショッキングな出来事が多く、ドルに対しては強弱が乱れているだけに、今週も波乱の相場展開になりそうである。 なんといっても驚きは、バーナンキFRB議長による国際通貨会議での発言で、①米政策金利は物価圧力と成長へのリスクに対処する上でよい...

外国為替 今週のマーケット 2008年6月2日-6月6日

原油価格は、5月21日の133.70$の高値から小幅下落し、127.35ドルで越週、引き続き高値圏で推移ており、主要国では相変わらずインフレ懸念と景気鈍化が焦点となっている。 さて、今週を振り返ってみると、独消費者物価は前年比3.0%と強く...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月26日-5月30日

数週間前は、米金融市場の安定と、米景気回復期待からドル高が続いていたが、最近では、欧州諸国に景気回復期待が移り、原油価格や商品価格の高騰が続き、コモディテー通貨が強く、それがドル売りに結びついている。特にAUDUSDは24年来の水準となり、...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月19日-5月23日

金融不安が一段落し、米金融不安が解消に向かうとの期待感も残りながら、急速な回復も予想できず、期待と不安感とが交錯し、全体では為替変動幅も一時期と比較したら緩やかなものとなっている。しかし、EURやAUDが上昇し不安感も強く、URUSDは5月...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月12日-5月16日

先週は、長かった日本のゴールデン・ウイークも終わった。米国の大型減税実施時期の早期実施や金融機関の資金調達もスムーズに実施され、米金融市場の正常化期待が高まり、米経済の悲観的な見方も弱まり、長期金が上昇し、先々週にはドル買いの流れが強まって...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月5日-5月9日

先週は、相次ぐ米政府・通貨当局者の度重なる金融危機対策に、ようやく信用リスクも薄らぎ金利も底打ちとの判断に、再び米国の投資が拡大し、米債利回りも上昇、ドルの買い戻しが加速し継続している。市場では、ドルショートポジションの巻き戻しに限定されド...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月28日-5月2日

月末と月初めに当り、実需の動きが活発になり、米雇用統計を週末に控え、今週も波乱の週になることが予想される。また、世界的なインフレ懸念+景気鈍化は避けられないものとなり、よりその傾向が強くなっている。 米国の信用収縮対策やサブプライム住宅ロー...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月21日-4月25日

一週間が終わり、注目の米金融機関の決算は大方の予想通りとなったが、市場の反動は株価上昇とドル高・円とスイスフラン安の展開となり、市場参加者は米国経済が最悪期を脱したと判断したのか、あるいは、そう思わないまでも、最悪期を予想したポジションの巻...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月14日-4月18日

G7声明を簡単にまとめると ◎経済が長期的には回復力を有していることを確信しているが、短期的な世界経済見通しは悪化した。 ◎国際金融市場の混乱はいまだにチャレンジングであり、われわれが想定したよりも長引き、新興市場国経済についても世界的な圧...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月7日-4月11日

4月の第一週は決算要因も削げ、米金融不安がやや薄らぎ、世界各国の株価も上昇に転じたことで、リスクヘッジ通貨としての円は弱く主要通貨で大きく値を下げた。ドルは米雇用統計の悪化に、米国リセッション入りが確認され、4月30日のFOMCでは実質ゼロ...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月29日-4月4日

一週間を終わり、米金融不安もFRBの積極的な金融対策にやや弱まり、逆に企業の業績はやや改善を示す指標も一部でているが、エコノミストや関係者からは第4四半期か年内は米景気低迷を予想するものが多い。 本邦3月の本決算でも予想外に円相場は安定し、...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月24日-3月28日

先週末(3月21日)と月曜日(3月24日)はイースターで海外市場の休場が多く、当然その前に多かれ少なかれポジション調整の動きが入り、相場は動いた。特に目立ったものは、商品価格の下落で、CRBインデックス=416.40(17日)→377.45...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月17日-3月21日

今週末はイースターで休場となる市場が多い。20日には日本、21日には日本を除く海外主要市場は金曜日休場となり、来週24日(月曜)も多くの海外市場が休場となり、為替相場や他の取引もその影響は避けられない。例年であればポジション調整による逆の流...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月10日-3月14日

先週後半からの金融市場は、クレジットスプレッドも拡大、市場環境が悪化し、世界的な株価低迷も続き、ドルは下落し、新興市場国通貨も大きく値を下げた。週末の米雇用統計では非農業部門雇用者数も2ヶ月連続でマイナスとなり、景気後退のムードが高まり、C...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月3日-3月7日

2月最終週の為替相場は波乱含みで、ドルは各主要通貨高で大きく値を崩し、円はクロスを含め円高傾向で一週間を終え、ドルペック制度を採用いる中東諸国の通貨も上昇、アジア通貨高が進み、主要国の株価は下落する不穏なな流れとなっている。 円は3月本邦期...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月25日-2月29日

一週間を終わってみれば、緩やかながらもドル安相場が続き、ドル円もレンジ相場から、一時106円台に入りドル高センチメントは薄らぎつつある。しかし、多くの為替市場参加者の見通しは相変わらず、ドルブル派、ドルベア派が入り乱れ、ユーロ・ポンド・円に...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月18日-2月22日

米国のサプブライム問題から発生した景気鈍化に、米国は急激な金利引き下げと大規模な経済対策を実施、更にはモノラインの救済にも力を注き、英国やユーロ圏への影響がむしろ心配され、ドルの買い戻しが続いていたが、先週末は再びドル売りが強まった。 週前...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月11日-2月15日

東京G7の影響は未知数ながら、各国財務相や中銀総裁が一同に集まり、サブプライム住宅関連の問題から始まった、金融不安による信用収縮による景気後退と、原油・一次産品価格の高騰から続いているインフレ問題を、いったいどのような処方箋で回復しようとす...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月4日-2月8日

激動の1月が終わり2月に入っても金融不安によりクレジット市場の回復は鈍く、米国株の値動きが為替相場を形成していると言っても過言ではないほど、株価連動型の為替相場が続いている。 昨年末来の為替市場の乱交下は続き、市場参加者の多くは株価を見なが...

外国為替 今週のマーケット


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