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外国為替 今週のマーケット 2008年2月4日-2月8日

激動の1月が終わり2月に入っても金融不安によりクレジット市場の回復は鈍く、米国株の値動きが為替相場を形成していると言っても過言ではないほど、株価連動型の為替相場が続いている。


昨年末来の為替市場の乱交下は続き、市場参加者の多くは株価を見ながら取引を行い、株価下落=円買い、株価上昇=円売りの方程式と、原油・商品価格下落=CAD・NZD・AUD売り、原油・商品価格上昇=CAD・NZD・AUD買いの流れが、今週も続く可能性が高い。


週末には欧米8銀行による、モノライン(金融保証会社)の救済措置が発表され、やや安心感が見られるが、米国株式市場の上昇幅は弱く、根強い不安感が解消できないでいる。しかし、一部には積極的な利下げ継続している米国経済がいくらかでも回復する兆しが見られることを期待し、インフレ懸念により利下げが遅れている欧州経済がよりダメージが大きくなるとの心配も強く、今年の第2四半期以降のドル高予想が根強く残っている。


今週末、東京で開催されるG7は周囲では注目度が低いものの、世界的な金融不安の中で、無視することはできず、G7に向け各国の政策担当者から予想外の発言が飛び出すと、為替が動く要因となっている。また、BOE(英国)、ECB(ユーロ)、RBA(オーストラリア)の政策金利が発表され、利下げ予想=BOE、据え置き予想=ECB、利上げ予想=RBAと、思惑にこれらのクロスの動きには注意したい。


経済指標からは、主要国の金融政策発表が多くなっている。5日=オーストラリア中銀(予想0.25%引き上げ)、7日=イングランド銀行(0.25%引下げ予想)、欧州中銀金利据え置きと、それぞれの予想は金利市場・為替市場では既に織り込み済みで、予想外の結果となると為替変動が拡大する可能性が高くなる。


住宅関連では、4日=豪第4四半期住宅価格指数、5日=豪住宅建設許可、6日=カナダ住宅建設許可、7日=米住宅販売保留、8日=カナダ住宅着工など、最近では特に住宅関連での為替変動は大きくなっている。


インフレ関連では、4日=ユーロPPI、8日=スイスCPIと少なく、注目度は低い。


雇用関連では、4日=米チャレンジャー社企業人員削減数、5日=NZ第4四半期雇用調査、7日=NZ失業率、スイス失業率、8日=カナダ失業率の発表が注目される。


その他では、5日=豪小売売上高、5日=英・独・ユーロのサービス業PMI、米ISM非製造業景況指数、それと、今週全般を通じて金融政策担当者の発言が多く、発言内容には注目したい。それと、週末9日には東京でG7が開催され、欧州通貨当局者は議題として提案したいと言っているが、為替に焦点が当てられる可能性が低く、米サブプライム関連の損失から発生した世界的な金融不安と、原油・商品価格の上昇からのインフレ懸念がテーマになっている。


●2/4 (月曜日)
08:50 日本 1月マネタリーベー=前月比予想0.2% 前回0.4%
09:30 豪 第4四半期の住宅価格指数=前期比予想3.0% 前回3.5%、前年比予想 前回10.6%
09:30 豪 12月の貿易収支=予想-20億豪ドル、前回-22.54億豪ドル、輸出予想8.0% 前回11.3%、輸入予想=3.0% 前回3.45
18:30 ユーロ 2月のSentix Index=予想5.7 前回8.2
19:00 ユーロ 12月の生産者物価指数(PPI)=前月比予想0.1% 前回0.8%、前年比予想4.3% 前回4.1%
21:30 米 1月のチャレンジャー社の企業人員削減数=予想 前回44,416人
00:00 米 1月の製造業新規受注指数=前月意予想2.5% 前回1.5%+B1798
クロズナー米FRB理事が講演
米大統領が2009会計年度予算教書を議会に提出

●2/5(火曜日)
06:45 NZ 第4四半期の雇用調査=予想0.8% 前回1.3%、雇用コスト指数=前期比予想0.8% 前回0.9%、前年比予想3.2% 前回3.3%
09:30 豪 12月の住宅建設許可=前期比予想-4.0% 前回8.9%、個人住宅許可=予想 前回0.3%
09:30 豪 12月の小売売上高=前月比予想0.8% 前回0.6%
12:30 豪 オーストラリア中銀(RBA)金融政策発表=政策金利を0.25%引き上げ7.0%を予想
17:55 独 1月のサービス業PMI=予想50.6 前回51.2
18:00 ユーロ 1月のサービス業PMI=予想52.0 前回53.3
18:00 ユーロ 1月のComposite PMI=予想52.7 前回53.3
18:30 英 1月のサービス業PMI=予想52.0 前回52.4
19:00 ユーロ 12月の小売売上高=前月比予想0.3% 前回-0.5%、前年比予想-0.6% 前回-1.4%
00:00 米 1月のISM非製造業景況指数=予想53.0 前回54.4
ラッカー米リッチモンド連銀総裁公演、「経済見通しについて」
米大統領選挙「スーパーチューズデー」
ノワイエ仏中銀総裁議会証言

●2/6(水曜日)
NZ(ウェリントン)休場
14:00 日本 12月の景気動向調査・速報=先行指数:予想40.0% 前回18.2%、一致指数:予想66.7% 前回30.0%
22:30 米 第4四半期の労働生産性(非農業部門)・速報値=前月比予想0.4% 前回6.3%、単位労働コスト=前月比予想3.5% 前回2.0%
22:30 カナダ 12月の住宅建設許可=前月比予想0.0% 前回-9.9%
00:00 カナダ 1月Ivey購買部協会指数(PMI)=予想46.8 前回45.9
ラッカー米リッチモンド連銀総裁が講演
クロズナー米FRB理事が講演
プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、「経済見通しについて」
米財務省が四半期定例入札に関する記者会見


●2/7 (木曜日)
香港休場(旧正月)
06:45 NZ 第4四半期の雇用増加=前期比予想0.4% 前回-0.3%、前年比予想1.8% 前回1.5%、失業率=予想3.6% 前回3.5%
15:45 スイス 1月の失業率(季節調整前)=予想 2.8% 前回 2.8%、調整済予想2.6% 前回2.6%
18:30 英 12月の鉱工業生産=前月比予想0.1% 前回-0.1%
18:30 英 12月の製造業生産高=前月比予想0.2% 前回-0.1%、前年比予想1.0% 前回0.4%
20:00 独 12月の製造業受注=前月比予想-2.0% 前回3.4%
21:00 英 イングランド銀行(BOE)政策金利発表=政策金利(5.5%)の0.25%引き下げを予想
21:45 ユーロ 欧州中銀(ECB)金融政策発表=4.0%の政策金利の据え置きを予想
22:30 米 新規失業保険申請件数(2/3までの週)=予想34万人 前回37.5万人
00:00 米 12月の住宅販売保留数=予想-1.0% 前回-2.6%
05:00 米 12月の消費者信用残高=予想73億ドル、前回155億ドル
ロックハート・アトランタ・連銀総裁の講演
フィッシャー・ダラス連銀総裁が講演 、「中央銀行の独立性と経済の安定」
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁の討論会


●2/8 (金曜日)
香港休場(旧正月)
08:50 日本 12月の機械受注=前月比予想-0.9% 前回-2.8%、 前年比予想-1.1% 前回0.9%
08:50 日本 1月のマネーサプライM2+CD=前年比予想2.1% 前回2.1%
14:00 日本 1月景気ウォッチャー調査=現状判断DI:予想35.5 前回36.6、先行き判断:予想 前回37.0
15:45 スイス 1月の消費者物価指数(CPI)=前月比予想-0.5% 前回0.2%、前年比予想2.2% 前回2.0%
16:00 独 12月の貿易収支=予想177億ユーロ 前回193億ユーロ、輸出予想=1.0% 前回-0.5%、 輸入予想=2.5% 前回-3.0%
16:00 独 12月の経常収支=予想168億ユーロ 前回200億ユーロ
20:00 独 12月の鉱工業生産=前月比予想1.0% 前回-0.9%
21:00 カナダ 1月の失業率=予想6.0% 前回5.9%、 雇用ネット変化=予想6.0% 前回5.9%
22:15 カナダ 1月の住宅着工件数=予想21万件 前回18.75万件
00:00 米 12月の卸売在庫=前月比予想0.3% 前回0.6%
G7景気先行指数
ロックハート・アトランタ・連銀総裁の講演
ピアナルト・クリーブランド連銀総裁の講演
9日 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7、東京)


外国為替 今週のマーケット 2008年6月2日-6月6日

原油価格は、5月21日の133.70$の高値から小幅下落し、127.35ドルで越週、引き続き高値圏で推移ており、主要国では相変わらずインフレ懸念と景気鈍化が焦点となっている。 さて、今週を振り返ってみると、独消費者物価は前年比3.0%と強く...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月26日-5月30日

数週間前は、米金融市場の安定と、米景気回復期待からドル高が続いていたが、最近では、欧州諸国に景気回復期待が移り、原油価格や商品価格の高騰が続き、コモディテー通貨が強く、それがドル売りに結びついている。特にAUDUSDは24年来の水準となり、...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月19日-5月23日

金融不安が一段落し、米金融不安が解消に向かうとの期待感も残りながら、急速な回復も予想できず、期待と不安感とが交錯し、全体では為替変動幅も一時期と比較したら緩やかなものとなっている。しかし、EURやAUDが上昇し不安感も強く、URUSDは5月...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月12日-5月16日

先週は、長かった日本のゴールデン・ウイークも終わった。米国の大型減税実施時期の早期実施や金融機関の資金調達もスムーズに実施され、米金融市場の正常化期待が高まり、米経済の悲観的な見方も弱まり、長期金が上昇し、先々週にはドル買いの流れが強まって...

外国為替 今週のマーケット 2008年5月5日-5月9日

先週は、相次ぐ米政府・通貨当局者の度重なる金融危機対策に、ようやく信用リスクも薄らぎ金利も底打ちとの判断に、再び米国の投資が拡大し、米債利回りも上昇、ドルの買い戻しが加速し継続している。市場では、ドルショートポジションの巻き戻しに限定されド...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月28日-5月2日

月末と月初めに当り、実需の動きが活発になり、米雇用統計を週末に控え、今週も波乱の週になることが予想される。また、世界的なインフレ懸念+景気鈍化は避けられないものとなり、よりその傾向が強くなっている。 米国の信用収縮対策やサブプライム住宅ロー...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月21日-4月25日

一週間が終わり、注目の米金融機関の決算は大方の予想通りとなったが、市場の反動は株価上昇とドル高・円とスイスフラン安の展開となり、市場参加者は米国経済が最悪期を脱したと判断したのか、あるいは、そう思わないまでも、最悪期を予想したポジションの巻...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月14日-4月18日

G7声明を簡単にまとめると ◎経済が長期的には回復力を有していることを確信しているが、短期的な世界経済見通しは悪化した。 ◎国際金融市場の混乱はいまだにチャレンジングであり、われわれが想定したよりも長引き、新興市場国経済についても世界的な圧...

外国為替 今週のマーケット 2008年4月7日-4月11日

4月の第一週は決算要因も削げ、米金融不安がやや薄らぎ、世界各国の株価も上昇に転じたことで、リスクヘッジ通貨としての円は弱く主要通貨で大きく値を下げた。ドルは米雇用統計の悪化に、米国リセッション入りが確認され、4月30日のFOMCでは実質ゼロ...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月29日-4月4日

一週間を終わり、米金融不安もFRBの積極的な金融対策にやや弱まり、逆に企業の業績はやや改善を示す指標も一部でているが、エコノミストや関係者からは第4四半期か年内は米景気低迷を予想するものが多い。 本邦3月の本決算でも予想外に円相場は安定し、...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月24日-3月28日

先週末(3月21日)と月曜日(3月24日)はイースターで海外市場の休場が多く、当然その前に多かれ少なかれポジション調整の動きが入り、相場は動いた。特に目立ったものは、商品価格の下落で、CRBインデックス=416.40(17日)→377.45...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月17日-3月21日

今週末はイースターで休場となる市場が多い。20日には日本、21日には日本を除く海外主要市場は金曜日休場となり、来週24日(月曜)も多くの海外市場が休場となり、為替相場や他の取引もその影響は避けられない。例年であればポジション調整による逆の流...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月10日-3月14日

先週後半からの金融市場は、クレジットスプレッドも拡大、市場環境が悪化し、世界的な株価低迷も続き、ドルは下落し、新興市場国通貨も大きく値を下げた。週末の米雇用統計では非農業部門雇用者数も2ヶ月連続でマイナスとなり、景気後退のムードが高まり、C...

外国為替 今週のマーケット 2008年3月3日-3月7日

2月最終週の為替相場は波乱含みで、ドルは各主要通貨高で大きく値を崩し、円はクロスを含め円高傾向で一週間を終え、ドルペック制度を採用いる中東諸国の通貨も上昇、アジア通貨高が進み、主要国の株価は下落する不穏なな流れとなっている。 円は3月本邦期...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月25日-2月29日

一週間を終わってみれば、緩やかながらもドル安相場が続き、ドル円もレンジ相場から、一時106円台に入りドル高センチメントは薄らぎつつある。しかし、多くの為替市場参加者の見通しは相変わらず、ドルブル派、ドルベア派が入り乱れ、ユーロ・ポンド・円に...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月18日-2月22日

米国のサプブライム問題から発生した景気鈍化に、米国は急激な金利引き下げと大規模な経済対策を実施、更にはモノラインの救済にも力を注き、英国やユーロ圏への影響がむしろ心配され、ドルの買い戻しが続いていたが、先週末は再びドル売りが強まった。 週前...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月11日-2月15日

東京G7の影響は未知数ながら、各国財務相や中銀総裁が一同に集まり、サブプライム住宅関連の問題から始まった、金融不安による信用収縮による景気後退と、原油・一次産品価格の高騰から続いているインフレ問題を、いったいどのような処方箋で回復しようとす...

外国為替 今週のマーケット 2008年2月4日-2月8日

激動の1月が終わり2月に入っても金融不安によりクレジット市場の回復は鈍く、米国株の値動きが為替相場を形成していると言っても過言ではないほど、株価連動型の為替相場が続いている。 昨年末来の為替市場の乱交下は続き、市場参加者の多くは株価を見なが...

外国為替 今週のマーケット 2008年1月28日-2月1日

先週は、サプライズなFRBの0.75%緊急金利引き下げに、世界的な株価の下落も何とか落ち着き、30日の米FOMCでの利下げを既に織り込みながら、各国の利下げの有無に為替は敏感に反応すると思われる。 ドルが予想以上に堅調なのは、ブッシュ政権が...

外国為替 今週のマーケット 2008年1月21日-25日

先週は米国がリセッション入りとの発言が多く聞かれるが、特に以下5点が注目された。 ① 米住宅着工=1970のオイルショック以来となる2年来低下を継続。 ② フィラデルフィア連銀業況指数=-20.9とリセッション時の数値。 ③ 米長期金利の大...

外国為替 今週のマーケット


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